切土斜面や崩壊跡地で緑化が推奨される斜面において、浸食に弱い土質(砂質土など)の斜面での適用性が高いです。
幅2.7m×長さ15.0mのものをロール状に梱包しています。
重さは大目合で約24kg、小目合で約30kgです。
長物でたわんでしまうため、ユニックなどで吊って荷下ろしすることは困難であり、全て手で荷下ろしする必要があります。
DKソイルキーパーのアンカー配置は、縦2.0m×横2.0mの千鳥配置を標準としています。
DKソイルキーパーでは抑止工としての設計計算は実施しません。
想定している浸食を受ける深さよりも深く根入れすることを前提としています。
DKソイルキーパー工法の効果を発揮するために、支圧バネとDKネットは絡める必要があります。
〇参考写真
DKネットは、下図の赤枠部のように端部のアンカーから縦横20cmを確保して地山に密着させるように敷設します。
ネットの端部ギリギリの箇所にアンカーが配置されないように気を付ける必要があります。
〇参考図面
縦方向・横方向ともに、結合コイルを用いて繋ぎます。
結合コイルは1.0mにつき1個取り付けます。
DKネットのラップ幅は20cmです。
切土斜面や崩壊跡地、浸食に弱い土質の斜面などを対象と想定しているため、
植生マット等を併用し、表土の浸食防止効果を高めることを標準としています。